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ビジネスパートナーは経済学

time 2022/08/31

タイトル ビジネスパートナーは経済学
作者 黒沼善博
発売日 2022年8月31日
価格 定価:本体1,694円(税込)

内容紹介

いま、大学生・大学院生で、将来ビジネスワーカーになろうとするみなさん、また、企業に入社したばかりで、これからビジネスの第一線で活躍しようとするみなさんに、この本はぜひ読んでいただきたい一冊です。
本書は、現役のビジネスワーカーである筆者が、ビジネスで起こるさまざまな事象や、ひとびとの心理を読み解くのに役立つと思われる経済学の基本的なキーワードを抜粋して、わかりやすく解説しました。また、コロナ環境で変わりゆくビジネスワーカーの働き方、ビジネス現場となるワークプレイスを分析しました。
第1章では、個人であるビジネスワーカーの行動とかかわりが深い経済学のキーワード、「アンカリング効果」、「フリーライダー」、「ヒューリスティック」、「ネゴシエーション」などを解説します。
第2章では、企業行動と関わりが深いキーワード、「比較優位」、「サンクコスト」、「共有地の悲劇」、「勝者の呪い」などを取り上げます。
第3章では、これまでのワークプレイス(オフィス)の変遷を解説し、コロナ禍で定着したテレワークと対面業務との併用で、これからのワークプレイスがどのように変わっていくのかを解説します。
経済学は、決して机上の空論を展開する学問ではありません。経済学は実際の経済の動きや、ビジネスワーカーの行動に照らして紐解くと、いろいろな場面でとるべき方法を示唆してくれます。いわば経済学は、心強いビジネスパートナーになってくれるのです。経済学以外の専門分野を修得されているみなさんにも、わかりやすく平易な解説を心掛けていますので、この本で活きた経済学の楽しさを実感してください。

筆者紹介

黒沼善博(くろぬま よしひろ)
1988年、和歌山大学経済学部卒業。同年、株式会社大林組入社。
現在、大阪本店建築事業部不動産部 部長。
施工部門、総務部門、営業部門、開発部門を歴任。建設現場では、沖縄県宮古島の地下ダム施工に従事し、島しょ環境での水資源の大切さを実感する。以来、建設技術が実現する有限資源の持続性、再生可能エネルギーの研究を深める。営業・開発部門をとおして、実際のビジネスの現場で生じるさまざまな事象を、経済学理論から追跡している。
ビジネスワーカーの傍ら、大阪経済大学大学院経済学研究科博士前期課程修了(経済学修士)。沖縄大学地域研究所特別研究員。日本経済学会、日本島嶼学会、産業遺産学会会員。日本FP協会会員。
主な著書  『地下ダムと島の環境経済学』、2021年3月、古今書院。

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