フェムパワー図鑑

内容紹介

さまざまな出来事、壮絶な体験、想像を絶するような絶対絶命…
そんな体験をくぐり抜けて、ちゃ～んと笑ってる、生きている！

サンフランシスコで自分の人生を送る、日本の女性たちの生き方が
「フェムパワー図鑑」という一冊の本になりました。

８人のしなやかにして強い女性たちの物語、どうぞお楽しみください！

【Eiko】
アメリカではじめて自由を手に入れ、スキンヘッドに挑戦！
が、自由気ままな生活で、家計は火の車、やがて自己破産。
ドラッグ漬けのボーイフレンドの死を乗り越え、やっとみつけた自分自身とは？！

【Megumi】
「日本では女性はダメになってしまう」と感じためぐみ。
ワシントン大学でアートを学び、やがて、海、空、島と名づけた３人の子どもたちを授かる。
火事で母を失い、アートに没頭しためぐみの作りあげたものとは？

【Akiyo】
結婚した夫はゲイでした、そしてバイセクシャル、レズビアンの友人たちとの関わりを通して、性をこえた人のエネルギー、「人間愛、宇宙的な愛」に惹かれるようになっていった…。

【Masako】
ハンナ・ソマティクスと、こころとからだを探究するかたわら世界有数のパワースポット、霊山であるマウントシャスタを訪れた時、目には見えない世界とつながること、自分自身と繋がることを体験。

【Eriko】
2001年のクリスマスイブ、玄関で交わしたキスを最後に、天国へ旅立った夫。
ふたりで築き上げたレストランに強盗が入り、一瞬のことだった…。
悲しみと絶望の中、サンフランシスコの多くの人たちに支えられ、支援を受け、生きることができた。
そしていま、長年やりたかった新しいビジネスに取り組み、毎日を謳歌している。

【Kana】
幼少期より海外で暮らすことが多く、世界各国を転々としてきた。
アメリカではネイティブ・アメリカンの人々の世界観に強く影響を受け、人間と自然の関係について、深く考えるようになる。

【Namie】
日本の福祉に疑問をもっていた2001年、1年の予定の留学は、あれよあれよと合計8年に。
ハコミセラピーに出会い、自分は何者で、仕事はどのような意味を持つのか、追求していった。
休日はネイティブアメリカンの居住地やナバホネイションなどへ行く。

【sheena】
解放運動に参加していた祖母、やはり活動家な母の元で育ち、「なぜうちのお母さんは普通のお母さんじゃないの？」
と常に悩み、逃げるようにアメリカへ。そしてビッキーノーブルという生涯の師と出会い…。

1章　自分探しの旅　杉英子
2章　海と空と島と　小西めぐみ
3章　バイセクシャルママあきよのカミングアウトストーリー
4章　マウントシャスタからのメッセージ　平澤昌子
5章　カリフォルニア奮闘記　横山絵里子
6章　種とともに地球を旅する　ウィーバー佳奈
7章　はじまりは、つながりから　出浦なみえ
8章　聖なる女性性の時代へ　小山シーナ